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zoom RSS 『MOONLIGHT』

<<   作成日時 : 2017/03/31 22:38   >>

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今年のアカデミー賞授賞式ですったもんだの挙句に作品賞を受賞していた本作。

運良く公開初日に鑑賞することができました。


結論から言うと話題作ではありますが日本での興行成績は振るわないでしょう。

アカデミー賞受賞作、ということから一定の成績は上げるでしょうが、広がらないと思います。

性的、暴力的、いじめ、差別的な描写及び表現が多く、子供の鑑賞にも不向きです。


テーマは難解、黒人社会やLGBTQが抱える問題と、背景から類推するしかありませんが、日本人全般的にその切迫感は伝わりづらいでしょう。


内容は、シャロンという名前の少年の成長を、三部に分けて描いたものです。

1. Little
2. Chiron
3. Black

成長、というよりも、経過、と書いたほうがいいでしょうか。


Little、というのは、シャロンの幼少期のあだ名、というよりも、蔑称ですね。

Chironはもちろん、本名。

Blackは、裏の名前、というか、通り名(麻薬の売人としての名前)。


登場人物も少なく、解説めいたものもないので、台詞やちょっとした小道具、背景や身につけているもので状況を理解する必要があります。

わざとらしくなくていいのですか、なんとなく見ていると、ついていけなくなるかも。


シャロンはゲイですが、それを理由に所謂、いじめを受けています。

片親で、母親は麻薬中毒。子供に愛情を注げません。


シャロンを可愛がる男は、麻薬の売人の元締で、実はシャロンの母親はその客。

男は母親をたしなめますが、自分のビジネスが間接的に引き起こした状況でもあり、強く出られません。


この男も、死ぬのですが、理由に明確な描写がありません。

自然死、と解するのは無理がある年齢ですし、その環境から、殺されたと理解するのが妥当でしょう。


シャロンは子供時代から、唯一の友人であるケヴィンという、南米系のルックスの少年と仲がよく、まあ、ゲイとしての初体験をしてしまう、と。
(すいません、手、なので、正確には違うようなのですが・・・)


母親は相変わらずの麻薬中毒で、さらにそれが悪化しており、息子から金を巻き上げる始末。

売春までやっているようで、シャロンの同級生をも客として取っているような表現が、ありましたね。


まあ、言ってみればどん底のような状況で、同級生に嵌められて、ケヴィンから殴られ、その後、同級生たち、から一方的な暴力を受けます。

日本と同じで、学校側は頼りにならん!と判断して、教室内で椅子を使って、同級生のいじめっ子のボスを滅多打ち。

逮捕されてアトランタの少年院へ・・・。


結局、この後はお決まりのパターンで、麻薬の売人ぐらいしか職がなく、ふとしたきっかけからそこへ足を踏み入れ、のし上がり、気がつけば麻薬組織の元締めに・・・。

金歯(というよりも、カバー???)もお似合いの強面、マッチョなお兄さんに。


一方で母親は、もう完全に自力での構成は不可能で、所謂厚生施設に放り込まれています。

来てくれ、来てくれ、と矢の催促に、しぶしぶ足を向けたシャロンに、母親は謝罪。

いや、もう、遅いって、とは思うものの、仕方ないか、という雰囲気。


最後は、母親からの電話に混じってかかってきた、ケヴィンからの電話に応じる形でマイアミへ。

ケヴィンはマイアミで、同様に刑務所暮らしの後、同級生と結婚し、子供を一人も受けるも、離婚。

今は、レストランでシェフとして働いており、そんな自分を幸せだ、という。


ケヴィンの電話を受けた翌朝、夢精したシャロンは、ケヴィンとの初体験(?)の後、自分に触れたものはいない、と独白し、ケヴィンとの邂逅へ至る。


と。


エンドロール前、幼少期のシャロンが海辺で月明かりの元、振り向く姿は、黒(ブラック)ではなく、青(ブルー)に見える・・・。
(これは、Littleでのワン・シーンに伏線が張られています)



主要なキャストはすべて、黒人。

白人はエキストラぐらいしか出演がありません。


言葉は汚く、発音も聞き取りづらい。


マイアミは決して黒人だけの町ではないはずですが、黒人が寡占する地域、というのは、住居に制限があるのか、もしくはそういう地域にしか住めない経済事情が黒人に多いのか。


上映後にカップルの女性が、

「ゲイの恋愛映画だったっけ???」

とのたまっていたのは、決して彼女の頭が弱いから、では片付けられない。


去年、アカデミー賞で、白人優遇が叫ばれたことも記憶に新しい。

なんだか、その反動、というか、ガス抜き、というか、ねぇ。


『ラ・ラ・ランド』を見ていないので何ともいえないのですが、うーん、本当に評価の難しい映画だ、というのが正直な感想です。

奨められるか?と聞かれると、無条件にYesとは言いづらいです。


本編とは関係がありませんが、気になったのは、前半のカメラワーク。

当然、意識してやっているのだと思います、シャロン目線でカメラを動かすからでしょうけど、画面が上下左右に激しく動きに合わせて揺れるのです。


私の体調が必ずしも良くなかったこともあったのでしょう、カメラワークに酔ってしまって、思わず、ジンジャーエールを吐き出してしまうところでした。

キモチワルイ思いをしたのは私だけはあるまい。

食事をしながら、とか、した後に鑑賞すると、悪影響があるかも。


食事といえば、私が見たのは19:20上映開始。

終わったのは21:30をまわっていたでしょうか。


平日ですからなかなか自由が利かず、この時間帯で干渉せざるを得ないのは事実なのですが、その前に食事を取るにしても、その後に夕食をとるにしても、中途半端ですよね・・・。

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