エンジンオイル&オイルフィルター交換(Motul 300V2)

総走行距離:5,467km。←1cmも伸びておりません。

そして、大変お恥ずかしい話ながら、基本のキ、オイル交換を全く失念していたことに気付きました。

いや、正確に言えば、オイル交換サイクルを誤解してました。


サービスマニュアルによると、確かに6,000km走行毎の交換、と書いてあるのですが、併記して『1年毎交換どちらか早い方』と…。

前回の交換は2018年6月3日…。

2年以上経過していました。


オイルフィルターについては18,000km毎の交換、とのみあり、年毎交換のサイクル指定はないので本来は問題ないのですが、あまりに長い時間古いオイルを濾過してくれていた労をねぎらい、同時に交換することにしました。

準備したものはこちら。

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普通にオンライン購入できたので、オイルフィルター、フィルターレンチ、ドレンワッシャーは純正部品を手配。

ドレンワッシャーはZZ-Rと共通の品番(92065-097)だったので、手元にあった外径20mmのものを利用しようと思っていたのですが、ドレンボルトの形状がZZ-Rとは異なっていたので保険の為、外径22mmの純正を利用します。


8mmのヘキサゴンソケットでドレンボルトを抜き取ります。

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22mmを用意しておいてよかった。20mmだとボタン形状部分の直径とほぼ同じ。

ドレンワッシャーは少し大きめの方が変形->本来の漏れ防止の効果が高いと思います。


このドレンボルト、外す前に掃除しておくべきでした。

オイルパンの前方にドレンがあるため、レンチを差し込む部分が結構汚れています。

恐らくフロントタイヤが巻き上げるものが原因だと思われるので、取り外した後、清掃しておきました。

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汚れたままでレンチをかけると掛かりが浅くなったりすることでドレンボルトの脱着時にナメるリスクが高くなるような気がします。


ドレンからの排出効率を高めるためオイルフィラーキャップを取り外すのですが…

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ZZ-R同様に苦労します。手で緩めるのは本当に困難。

クランクケース内の負圧で締まるためだと思われ、逆(緩む)よりはまだマシかもしれませんが、やっぱり取り外すのに苦労しました。

部品交換要検討、です。


さて、オイルが抜けているのを待つ間に、オイルフィルターを交換します。

サービスマニュアルを見ると、①ロアインナカウリング、②左ロアカウリングを外せ、とあり、実際観察した限り②を外さないと交換は難しい。

①を取り外す必要があるのか?とマニュアルを読むと、ちょっとわかりづらい図ですが①の裏側に②を固定しているクイックリベットが一か所存在。


正直に言ってあまり作業的に気乗りしないのが、カウルの脱着。

面倒くさいですし、カワサキの精度にあまりいい印象を持っていないのです。

ZZ-Rでもこれまで一番苦手にしていたのがカウルの脱着で、今でこそハーフカウルにしていますが、アンダーカウルを最初に取り外した際、取り付けられなかった(正確に言うと相当苦労した…)ことは未だにトラウマ(笑)


そして、前述のクイックリベットが最初のハードルとして立ち塞がったのです。

ZZ-R時代は一般的でなかった(正確に言うとモノとしては存在していたがバイクに使われることはほぼなかった)とはいえ、バイク以外で利用したことがありますし構造もよく分かっているのですが、如何せん見づらい(暗い)ところに潜んでいることと、私自身の肉体の老化現象も進んでおり、所謂老眼というものが相まって、きわめて作業しづらい。

4mmのヘキサゴンレンチ(※念のため、ボールポイント側を使用)で中心部を押し込むことに苦労し、更に、押し込んだ後どうやって引き抜くのか頭を抱え…。

結局、リベットで止めてある部材同士を、その締結方向に前後にゆすってあげることで浮いてくることに気付くまで難儀しました。

上記①で4つ、隠れている②を固定しているもの1つ、合計5つ。

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これ、確かに止める際は便利なのかもしれませんが、取り外しには決して便利ではない気がするのですが、ここまでバイクに普及したのはなぜなのかしら…。

ボルトと違って受けのナットが必要ない、ということなのかもしれませんし、もしかするとコストもクイックリベットの方が低いのかもしれませんね。

ハズキルーペとヘッドライトが必要です。


無事、①を取り外すことができたので、②へ移行。
(余談ですが、①を取り外す際はフロントフェンダーに何等か養生しておいた方が心置きなく作業できます)

全てのボルトが4mmのヘキサゴンレンチで取り外すことができるため工具類は少なくてよいのは好ましいです。

概ね、元の配置が分かるように整列させておいておきます。

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相手が金属のボルトは比較的高トルクで締まっていますが、相手がウェルナットになっているボルトは低トルク。

感覚を忘れないようにします。


一か所フックを外して車体外側へ、フレームスライダーをうまくかわしながら引っ張ることで②は簡単に取り外しできますが、完全に取り外すためにはコーナーリングランプ用などの二か所の配線カプラを取り外す必要があります。

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実は私、こういうカプラの取り外しもあまり得意ではなく、ざらっと一通り眺めてみて解に至らなかったため、結局取り外さず。

ウェスを敷き詰めたり、引っ掛けたりして養生し、そのまま車体のわきに②を立てかけておきました。


②を取り外した時に最初に気になったのがキャッチタンク。

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エンジンオイルが溜まっているので掃除しておきます。

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私はこのタイプのホースバンドが好きではないので、折を見て交換ですね。

エンジンオイルは結局ご覧の通りでした。

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オイルフィルターにレンチをかけるのですが、このレンチ、純正部品にもかかわらず精度が今一つ、いや、今二つ。

かけるのも大変、取り外すのも大変…。

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新品に交換して、オイルフィルターは17Nm、ドレンボルトは25Nm、各指定ボルトで締結。

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新しいエンジンオイルには自宅にあったMotul 300Vを利用する予定でしたが、2年ほど前に後継製品の300V2(スクエアと読むらしい)という製品がリリースされている、と知り、遅まきながらそちらを採用。

MOTUL (モチュール) 300V2 4T 10W50 バイク用エンジンオイル 100%化学合成(エステルコア) 4L [並行輸入品]
MOTUL (モチュール) 300V2 4T 10W50 バイク用エンジンオイル 100%化学合成(エステルコア) 4L [並行輸入品]

300Vはマルチグレードで且つ、粘度設定が4種類に分かれていたのですが、こちらは潔く10W-50の1種類のみ展開。

カバーする範囲が広いので1種類でも十分、ということなのでしょうか。

私はMotul派なので、今のところMotul以外を利用するつもりはなく、まあ300Vの後継製品ならアリだな、ぐらいのモチベーションで。

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小さく"2"って添えてあるのは自信の無さか、300Vが偉大なる故か…。


オイルの色は、300Vが綺麗なイエローグリーンであったのに対して、オーソドックスなオイル色(飴色?)。

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300Vと比較すると少しサラサラしている(粘度が低い)感じがします。

違いといえばそれ以上に300Vファンとして残念に感じたのがオイルの香り。

300Vは熟したバナナのようなパイナップルのような、甘ぁ~い香り(エステル香)がオイル交換のモチベーションを上げてくれるのですが、300V2は全くその香りがしません。

もしかして300Vは香料でも混ぜ込んでいたのかしら。フランスのエスプリ(笑)として。そんなことないか。


H2 SXはオイルも大食らい。

オイル交換のみ:3.5L
フィルター交換時:4.3L
完全ドライ:4.7L

今回、4Lボトル丸々一本を飲み込んだ後、少々暖気してから、追加で300cc。

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あ、私にしては少々入れすぎた感あり。Lowerレベルのほんのちょっと上、ぐらいで十分なんですけど。


最後に部品②と①を取り付けて完了です。

案の定、②の取り付けには苦労しましたが、想像していたより精度が良く(笑)ZZ-Rの様にトラウマを感じることなく無事装着。

①については正直、ちょっと驚くぐらいスムーズにインストール出来ました。一点、ハーネス用のクランプの処理だけコツがいるかな。


300V2の印象なんですが、走ってもいないのに言及するのも気が引けますし、300Vとの比較でもないので、あくまでカワサキ純正オイルとの違い、ということになりますが、第一印象極めて良いです。

エンジン始動後しばらくたつと、純正オイルではかなり耳障りなメカニカルノイズがほぼ気にならないレベルに落ち着きます。

私の感覚はそれほど鋭敏ではないにもかかわらず、はっきりと「違う!」と感じます。

少しレーシングした際の回転の上下動もスムーズ、というか鋭くなったと感じました。

実際に走ってみてどう感じるか、は別物ですが、オイル交換直後にこれだけの変化を最近のバイクで感じると思ってもいなかったので正直驚いています。


さて、初めてH2 SX SEでオイル交換&オイルフィルターの交換を実施してみての雑感です。

オイル交換だけならフロントスタンドを利用したほうがスペース的には余裕がありますがオイルの抜けやすさは少々劣るかも。

エキゾーストパイプに比較的近いので廃油処理用のパックの扱いに少々デリケートになりますからそこが気になるならぜひともフロントアップを。


一方でオイルフィルターを交換する場合はフロントアップはお勧めできません。

前述の通り、部品①(意外にこのやり方、楽♪)を取り外す際にフロントスタンドが邪魔になるからです。

ケースバイケースですね。

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