ワールドカップ南アフリカ大会 日本代表に思うこと

岡田武史監督は高校の先輩にあたります。

私は高校時代はサッカーはしていませんでしたが、当時からサッカー部の人間に言わせるとスゴイ人だったそうです。


残念ながら監督としては個人的に高い評価はできないです。

なんとなく、戦略・戦術ともにはっきりしない感じがしっくりこないのです。

明らかに、“弱者”なんですけど、“強者”な目線で発言するのが気に入りません。


今回選出されたメンバーの顔ぶれは現状考えられる最も良い選択だったと思います。小笠原選手は入れてほしかったですが・・・。

ただ、残念ながら、今の日本には、絶対的なFWとサイドアタッカー(ウィンガー、サイドバック)が明らかに不足しています。

よく、フース・ヒディンク監督を評価する声を聞きますが、彼の率いたチームは韓国にせよ、オーストラリアにせよ、この条件をクリアしています。つまり、駒があっての将ということになりますね。

右の内田選手、左の長友選手はいい選手ですがその前のウィンガーが不安定ですし、彼らにボールが供給されるのか、仮に供給されたとしてボールが前線に上がったあと、決定力を発揮できるFWがいるか、が課題かな、と。

両選手が欠けたときのオプションが見当たらないのも気になりますね。


戦略・戦術、というところでは、フォーメーションの柔軟性が全くありません。

大体、2パターンだけのフォーメーションでポジションもほぼ固定、ユーティリティ・プレーヤーがいないこともあって見慣れた布陣ばかりです。

且つ、前後半で大きく変更を加えることも無く、選手の交代もどちらかといえば単なる入れ替えか、玉突き、やぶれかぶれの前掛かり攻撃、守備固め程度しか見たことがありません。


ヨーロッパのサッカーを見ていると、試合開始前から互いの手の内を探り合っていてスタメンが同じでもフォーメーションが異なることなんてしょっちゅうです。

開始早々、同メンバーながら修正を加えたり、前後半でがらりと変更したり、メンバーチェンジで変更を加えたり、と柔軟です。

常に局面が変わることに対して、駒も将も高い意識で対応している、といえるかと思います。


以前、日本がオランダと試合をして、前半は0-0で、後半、0-3と敗れた試合があったのですが、前半悪かった点を後半修正して圧力をかけたオランダが地力で押し勝つ当然の展開だったと思います。

ただ、なぜか、『前半のプレーを続けていればいい勝負ができた』という論調を目にしてがっかりします。前半のプレー(フォーメーション)を継続していたから負けた、前半のプレーを継続させてもらえなかったから負けた、と思わざるを得ないからです。

『前半、うまくいったから、後半、相手もこう変えてくるだろう、であれば、こうしよう・・・』という将棋的な10手、20手先を読むような発想が欠けていたから負けたのだと思います。これは駒ではなく将の責任でしょう。


【グループリーグ予想】 ※無責任(笑)

・カメルーン

 エトーをなめてはいけないと思います。また、アフリカ開催というモチベーションも軽視すべきではないと思います。

 勝てると思っているようですが、私の予想では点の取り合いの結果、いわゆる泥仕合の末、競り勝つ、ぐらいしか勝ちパターンが見えません。
 押し込まれっぱなしのようだとワンサイドゲームとなるのではないかと思います。

 従って、ドロー。

・オランダ

 負け。勝てる要素は無いと思います。

・デンマーク

 フィジカルが強くオーストラリアに似ていますが戦術は相当上。
 もしかすると、グループ1位突破の可能性も・・・。

 従って、良くてドロー。

甘く見て、1勝1敗1分、順当なら2敗1分、最悪、3敗。


当たらないことを祈ります。

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