『DOG&POLICE ドッグポリス 純白の絆』

邦画なんてほとんど見ません。『告白』以来かな。

タダ券をいただいたのと、妻が犬の映画が好き、という理由で見に行きました。

『DOG&POLICE ドッグポリス 純白の絆』

これがなかなか面白い映画で…。

いや、内容として面白い、というより、突っ込みどころ満載で面白い映画でした。


映画の内容としては、だいたい以下のような要素が盛り込まれたもの。

①警察官として成長する若者の物語。

②お互いが成長する過程での若者と警備犬の絆。

③得体のしれない連続爆弾魔との戦い。

④先輩(実は同期らしい)女性と若者との恋愛。

⑤スタンドプレイ→チームプレイ。上司同僚とのチームワーク。

⑥警視庁組織内の対立→融和。


まあ、これだけあげてわかるように盛りすぎ。安直に混ぜ込みすぎ。

④はいらないなぁ。戸田恵梨香かわいいし悪くないんですけどね。


よくわからない設定を列挙。

①シロという犬はアルビノで、虚弱体質で、訓練しても日中活躍できない。
 ところがクライマックスになると、走る、走る。え~~~っ???

②死者が最大16人出るような爆弾を作る能力がある割には、爆弾の威力が…。
 犬が死なないで、右足骨折だけ、っていうのはなんだかなぁ。

③戸田恵梨香と市原隼人は警察学校で同期生らしいが、その話が唐突。

④戸田恵梨香はとんでもない酒豪だそうだが、それがなに???

⑤なぜか犯人は真っ白なブリーフ姿。

⑥犯人の動機が全く分からない。

⑦犯人は爆発の影響で鼓膜が破れた結果、聴覚を失ったらしい。
 しかし、鼓膜は破れてもある程度は治癒するものなんだが…。

⑧シロという犬の母親はすごい嗅覚の持ち主らしい。
 え?そんな設定を話の途中で持ち出すか???

⑨シロは母親の遺伝(?)で嗅覚がすごいらしい。
 しかし、カンニング 竹山が、劇中で、「ありえない!」と言い切る。

 ありがとう!僕もそう思ってました!!!

⑩上記⑧、⑨の設定はわずか10分程度で唐突に語られる。

⑪時限爆弾のタイマーの設定、かなりテキトー。
 そんな短時間で対応できるわけがない。

⑫爆弾処理班が、爆弾処理時に、爆弾をバルーン(見てね)にぶつけている。
 そんな扱いでいいの???

⑬なぜかクライマックスで爆弾を見つけるのは犬ではなく、人。

⑭クライマックスで使われる爆弾は、隠されてもおらず、ビニールがかぶせられているだけ。

⑮クライマックスで使われる爆弾、ドアを開けたシーンできっちり映り込んでいる。
 でも主人公たち気づかず。

⑯市原隼人は戸田恵梨香に手渡した訓練用の軟式ボールをなぜか、持っている。
 いつ返してもらったの???
 しかも、ボールをポケットから取り出した時点で、血糊がついている。

⑰Vocaroidの初音ミクをもじった音声合成エンジンを使って犯人は捜査本部にコンタクトしている。
 しかし本来はText-to-Speechエンジンのはずなのに、ボイスチェンジャーのように使われている。

⑱市原隼人、死んだんじゃなかったの???的な。

⑲主人公が入院している病院、どこからどう見ても都内にはない。
 外の風景がとんでもない田舎風景。どうなってるの?

⑳東京ビッグサイト(ビッグシティという名前に変更)にSteven Jubsという人間が来る。
 本物のスティーブ・ジョブズが亡くなった後だけに、妙に痛い。

 しかもそっくりさんを使っている、というほど似ておらず、絵も痛い。

 だいたい、本物のジョブズが来ていたらあんなショボい聴衆なわけがない。
 最後に予算が尽きたか…。


あ~、インデックスがなくなった。

ま、タダじゃなかったら見に行かないと思いますが、お金払って見に行く映画化といわれればちょっとね。

なんか、途中で、「爆弾魔に共感する若者たちも~~~」みたいなことにも触れられるのですが、そもそも動機が分からないうえに、見ている方が共感できるものがないので、何を言っているのやら理解不能です。


でも、犬が好きならそれだけで満足できる(妻のように…)らしいので、そういう方は是非。

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