模造品?コピー品??
まずはこんな写真から。
パッと見て、両方ともZX-12Rの純正ミラー(右側)だ、と言っても特に疑う人はいないのではないでしょうか。
しかし、実は、左側は模造品、というか純正のコピーです。右側は正真正銘の純正。カワサキ製。
模造品のほうが若干使い込まれているため、少しクオリティが低いように見えるのですが、明らかに質が悪いようには見えないところがすごい。
さて、では細かいところをチェックしていきましょう。
純正の刻印。
模造品の刻印。
上下ひっくり返してもなんて書いてあるのかよくわかりません。
しかしフォントサイズは大きく、自己主張は強い。自信があるからなのか???
ボルトキャップ部分、まずは純正。
そして模造品。
わかりやすいですよね~。
鋳造品だと思うのですが、鋳造の精度がやはり純正は素晴らしい。
黒い円形の物体はラバーキャップなのですが、純正はほぼほぼツライチ。しかし、模造品は若干凹んでいて、精度の差を実感できます。
さて、ボディ側との取付用フランジボルト。純正から。
はい、模造品。
これまたよくわかる部分。
模造品の方は、六角ボルトでねじ込みやすい形状ですが、その分、特殊工具などを必要とせずコストが安い。
まあ、取り外す際には便利ですが、本来緩んではいけないボルトであり、緩めるボルトではない。
従って、純正の方が正しいアプローチで装着をされている、という理解をした方がいいでしょう。
次。ステーとミラー本体との結合部分。一応、可動部分(ミラーを折りたたむ際に可動)です。純正から。
こちらが模造品。
分解していないので確かなことは言えませんが、純正の方は弾力性のあるラバーか、シリコン系素材が使われていますが、模造品は男らしく(?)、単なる金属ワッシャー。
今のところ錆びている様子はないので、ステンレス製かな?
ミラー本体の接合部。純正から。
模造品。
精度という意味では最もその差が出ていた部分。顕著です。
スキマだらけの模造品のクオリティ、ご理解いただけますでしょうか。
いろいろ触っていると微妙に気になったのが、模造品の重量。
なんとなぁ~く、重いような気がする。
純正。
模造品。
やはり…。10g程度ではありますが、模造品は重い。
微妙に使用している部品群の素材が違うのではないか、と、想像しています。
純正はおそらくアルミニウム素材を多用、一方、模造品はステンレスを多用しており、その差が出たのではないか、と。
ミラー可動部(折り畳みではなく、ミラー調整をする部分のことですが)の可動のスムーズさは純正が圧倒的に優れています。
トータルでは間違いなく純正品に軍配が上がりますが、問題は価格。
私が入手したのはどちらも中古品で、価格はそれほど変わらず。
新品時の価格がどれほどの差があるのかわかりませんが、お財布に余裕があるのであれば純正を選ぶべきなのは火を見るより明らかなのですが、では、模造品はダメなのか???
結論から言えば、模造品でも十分、実用に耐えるのではないか、ということになります。
仮に、価格が模造品の方が対純正比で2割以上安いのであれば、模造品でも不満は出ないでしょう。
何より驚かされるのはその精度。
細かいところを見ると、残念ながら劣ることは否めませんが、コストパフォーマンスという意味では優位は動きません。
知らない人が見れば完全なオーバークオリティ、と誤解しかねない、純正の精度の高さは、メーカーとしての責任感と、日本の技術力の高さを否応なく感じさせる素晴らしいものです。
しかし、『イノベーションのジレンマ』にもあるように、行き過ぎたオーバークオリティは顧客のニーズと乖離し、低価格の競合企業の攻勢にさらされる、という点は見逃せません。
模造品であり、デザインをコピーしたものなので、本来、商品として市場に出ることが許されない製品ではあるものの、技術的優位を誇ってきた日本企業の置かれた現状を否応なく感じさせられる出来事でした。
パッと見て、両方ともZX-12Rの純正ミラー(右側)だ、と言っても特に疑う人はいないのではないでしょうか。
しかし、実は、左側は模造品、というか純正のコピーです。右側は正真正銘の純正。カワサキ製。
模造品のほうが若干使い込まれているため、少しクオリティが低いように見えるのですが、明らかに質が悪いようには見えないところがすごい。
さて、では細かいところをチェックしていきましょう。
純正の刻印。
模造品の刻印。
上下ひっくり返してもなんて書いてあるのかよくわかりません。
しかしフォントサイズは大きく、自己主張は強い。自信があるからなのか???
ボルトキャップ部分、まずは純正。
そして模造品。
わかりやすいですよね~。
鋳造品だと思うのですが、鋳造の精度がやはり純正は素晴らしい。
黒い円形の物体はラバーキャップなのですが、純正はほぼほぼツライチ。しかし、模造品は若干凹んでいて、精度の差を実感できます。
さて、ボディ側との取付用フランジボルト。純正から。
はい、模造品。
これまたよくわかる部分。
模造品の方は、六角ボルトでねじ込みやすい形状ですが、その分、特殊工具などを必要とせずコストが安い。
まあ、取り外す際には便利ですが、本来緩んではいけないボルトであり、緩めるボルトではない。
従って、純正の方が正しいアプローチで装着をされている、という理解をした方がいいでしょう。
次。ステーとミラー本体との結合部分。一応、可動部分(ミラーを折りたたむ際に可動)です。純正から。
こちらが模造品。
分解していないので確かなことは言えませんが、純正の方は弾力性のあるラバーか、シリコン系素材が使われていますが、模造品は男らしく(?)、単なる金属ワッシャー。
今のところ錆びている様子はないので、ステンレス製かな?
ミラー本体の接合部。純正から。
模造品。
精度という意味では最もその差が出ていた部分。顕著です。
スキマだらけの模造品のクオリティ、ご理解いただけますでしょうか。
いろいろ触っていると微妙に気になったのが、模造品の重量。
なんとなぁ~く、重いような気がする。
純正。
模造品。
やはり…。10g程度ではありますが、模造品は重い。
微妙に使用している部品群の素材が違うのではないか、と、想像しています。
純正はおそらくアルミニウム素材を多用、一方、模造品はステンレスを多用しており、その差が出たのではないか、と。
ミラー可動部(折り畳みではなく、ミラー調整をする部分のことですが)の可動のスムーズさは純正が圧倒的に優れています。
トータルでは間違いなく純正品に軍配が上がりますが、問題は価格。
私が入手したのはどちらも中古品で、価格はそれほど変わらず。
新品時の価格がどれほどの差があるのかわかりませんが、お財布に余裕があるのであれば純正を選ぶべきなのは火を見るより明らかなのですが、では、模造品はダメなのか???
結論から言えば、模造品でも十分、実用に耐えるのではないか、ということになります。
仮に、価格が模造品の方が対純正比で2割以上安いのであれば、模造品でも不満は出ないでしょう。
何より驚かされるのはその精度。
細かいところを見ると、残念ながら劣ることは否めませんが、コストパフォーマンスという意味では優位は動きません。
知らない人が見れば完全なオーバークオリティ、と誤解しかねない、純正の精度の高さは、メーカーとしての責任感と、日本の技術力の高さを否応なく感じさせる素晴らしいものです。
しかし、『イノベーションのジレンマ』にもあるように、行き過ぎたオーバークオリティは顧客のニーズと乖離し、低価格の競合企業の攻勢にさらされる、という点は見逃せません。
模造品であり、デザインをコピーしたものなので、本来、商品として市場に出ることが許されない製品ではあるものの、技術的優位を誇ってきた日本企業の置かれた現状を否応なく感じさせられる出来事でした。
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